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鳩山首相お粗末!やっぱり「県内」…普天間基地移設問題(スポーツ報知)

 鳩山由紀夫首相(63)は4日、首相就任後初めて沖縄県を訪れ、米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題をめぐり、仲井真弘多県知事(70)らと会談、住民との対話集会にも出席した。昨年の衆院選の際に「最低でも県外」を約束したが、迷走の末にこの日伝えたのは「県内」への回帰。事実上の公約放棄に加え「衆院選当時は海兵隊が抑止力になっているとは思わなかった」とのトンデモ発言も。住民からは「恥を知れ」と罵声(ばせい)が飛んだ。

 首相はシーサーの柄が入った黄色いかりゆしウエアで現れた。得意の“思い”を込めたのかは不明だが、黄色は「県内移設反対」の象徴。反発をもろに受けたのは午後2時半、普天間飛行場隣の小学校で行った、住民との対話集会だった。

 「(沖縄への)負担をお願いできればという思いで来た」。しかし約100人の参加者からは怒号が飛んだ。「恥を知れ!」「友愛政治はどうなってる!」。首相が「ご容赦願えれば…」と言いかけると「容認できない!」の叫びが飛んだ。約1時間で首相が集会を去る際、女性は「話を聞きなさい」と叫んで首相に突進。制止するSPともみ合いになり、騒然とした。

 終日、抗議の声を浴び続けた首相。仲井真知事との会談で訪れた県庁では、入り口に約500人が集結し「裏切りは許さないぞ」の叫び声を上げた。会談で首相は「すべてを県外にということは現実的に難しい」。さらに県内移設や鹿児島・徳之島への一部移転案を含め「すべてをパッケージとして解決するのが大事だ」と強調した。

 名護市の稲嶺進市長(64)とは、市民会館1階のガラス張りの部屋で会談。「怒」「ウソつき」のプラカードを掲げた約100人の怒号を浴びながら、前代未聞の“公開要人会談”に臨んだ。「きょうは市長さんの気持ちを学ばせていただく」。しかし実際にはこの日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画を修正し“くい打ち桟橋方式”を軸に辺野古沖に代替施設を造る案を事実上初めて提示。「到底受け入れられるものではない」と稲嶺市長は拒否した。

 しかし、記者団の取材に応じた首相は「最低でも県外」とした衆院選時の認識について「浅かったと言えば、そうだったかもしれない」とアッサリ。「海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」と、今さらの衝撃発言。また「公約とは、選挙での民主党の考え方。(「最低でも県外」は)党としての発言ではなく、私自身の党代表としての発言だ」と述べ、党の公約ではないとの認識まで示した。

 首相就任後初の沖縄は、“公約放棄”のおわび行脚。8か月間の迷走の揚げ句、自民党が作った現行計画と大差ない結論。徳之島へヘリコプター部隊か一部訓練を移転させる案も、7日に会談する徳之島3町長は反対、米国も受け入れない意向だ。

 首相が約束した5月末までの決着は絶望的。政治責任が問われ、厳しい政局が続くことになる。それでも首相は「(沖縄県民の声は)厳しかったけど、来て良かった」。県民の感情を逆なでするコメントを残し、日帰りで東京に向かった。

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by adcez38ibm | 2010-05-12 12:30